◆ 最近の拙者について(2019.10.02)⇒ 転職して6年目、念願の異動を果たして頑張ってます。
◆ 最近の目標について(2019.10.02)⇒ ラノベ投稿、SUP挑戦。あとは相棒とドール服を作ってみたい。

◇ じゅらい亭のご案内(2019.10.02)⇒ 開店休業状態ですが、仲間とは今でも遊んでいますよ!いつでも連絡カモンです。
◇ じゅらい亭のご連絡(2019.10.02)⇒ みなさん創作してますか?拙者は「なろう」に投稿したいと思って早4年が経ちました(ぇー

鶴岡八幡宮の大銀杏が倒れてしまった ⇒ 「再生」へ

自分の結婚式を挙げさせて頂いた、思い出深い鶴岡八幡宮ですが、有名な大銀杏が根元から折れてしまったそうです。
ニュース映像を観ましたが、衝撃で先端部は砕けてしまっていますね・・。
根元の状態から再生は不可能とのことですが、挿し木をしたり、この樹の銀杏から出た若木を植えたりして、遺伝子を残して欲しいですね。
以下は新聞記事より。

鶴岡八幡宮:大銀杏、倒れる 樹齢1000年、実朝暗殺の舞台−−神奈川・鎌倉

毎日新聞 2010年3月10日 東京夕刊


 ◇雪と強風、根元から
 10日午前4時40分ごろ、神奈川県鎌倉市雪ノ下の鶴岡八幡宮吉田茂宮司)の本殿前にある県指定天然記念物「大(おお)銀杏(いちょう)」が、根元付近から折れて倒れているのを警備員が見つけた。9日夕から続いた強風が原因とみられる。けが人はなかった。大銀杏は鎌倉幕府三代将軍、源実朝(さねとも)の暗殺事件の「隠れ銀杏」として知られる。同八幡宮関係者は「あり得ないことだ」とぼうぜんとしている。
 八幡宮によると、大銀杏は幹回り6・8メートル、高さ約30メートルで樹齢は1000年とされる。午前4時15分ごろ、当直の警備員が3回ほど「ドンドン」という音を聞いた。警備員は「積もった雪が落ちる音だと思った」という。その後、落雷のような音がしたため、様子を見に行くと大銀杏が倒れていた。市消防本部によると、当時の最大瞬間風速は12メートル。
 大銀杏をみた東京農業大の浜野周泰教授(造園樹木学)は、2月以降の雨で地盤が緩んでいたことに加え、9日夕からの強風が原因と指摘。雪まじりの風は、通常の数倍の力がかかるとされ、傾きを支えられずに折れたとみられる。土壌が薄い石段脇の斜面に立っていたことも影響したらしい。浜野教授は「根元の状態から回復は不可能」とのコメントを出した。
 八幡宮では09年末から保全に向けた検討を始め、浜野教授が診断したが、生育に問題はなかった。
 八幡宮側は「吉田宮司はコメントを出せる状況ではない」と話し、午前5時に駆け付けたという神職も「あり得ないことだ。驚いている」と動揺を隠さない。倒れた大銀杏に米をまいたり、酒を供える神職もいた。
 大銀杏は、同八幡宮のシンボル的存在で、1219(建保7)年1月、鎌倉幕府三代将軍、源実朝が僧侶の公暁(くぎょう)に暗殺された際、公暁が潜んでいた「隠れ銀杏」とも呼ばれる。1955年に県の天然記念物に指定された。【吉野正浩、川端智子】
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20100310dde041040006000c.html


(追記)やはり挿し木や新芽に期待しているそうですが、クローンなんて話も出ていますね。

「再生」にクローン技術 県も独自に取り組み

2010年3月12日 読売新聞


鶴岡八幡宮鎌倉市雪ノ下)は11日、強風で10日未明に根元から折れた県指定天然記念物の大イチョウの「再生」に挑むことを決めた。吉田茂宮司は11日夕、現地を視察した松沢知事に「どうにか大イチョウを残したい」と決意を語った。県もクローン技術を使って、独自に樹齢1000年超とされるご神木の再生に取り組む方針だ。

 鶴岡八幡宮では、東京農業大の浜野周泰(ちかやす)教授(造園樹木学)から「原状回復は不可能」との診断を受け、倒れた木を植え直すことは断念した。代わりに、高さ約30メートルの大イチョウの幹の一部を切り取り、境内の数メートル離れた場所に植えて、根付かせることを目指すという。

 12日以降、浜野教授らの指導を受け、早急に作業を始める。同八幡宮では、すでに大イチョウの枝を切り取って挿し木を試みているほか、倒れた木の根元付近から新芽が生えてくることも期待しているという。

 吉田宮司は「再生できるかどうか分からないが、少しでも可能性があるなら挑戦したい。祈るような気持ち」と話した。

 松沢知事も、県として独自に「再生」に取り組むことを吉田宮司に伝えた。県自然環境保全センター(厚木市)が持つクローン(遺伝子の保存・増殖)技術を活用し、大イチョウの枝などから「クローン苗」を作るという。

 知事は、鎌倉市も含めた3者で、大イチョウの歴史的な意義を後世に残す方策を協議する検討会の設置も提案した。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20100312-OYT8T00111.htm?from=nwlb