◆ 最近の拙者について(2019.10.02)⇒ 転職して6年目、念願の異動を果たして頑張ってます。
◆ 最近の目標について(2019.10.02)⇒ ラノベ投稿、SUP挑戦。あとは相棒とドール服を作ってみたい。

◇ じゅらい亭のご案内(2019.10.02)⇒ 開店休業状態ですが、仲間とは今でも遊んでいますよ!いつでも連絡カモンです。
◇ じゅらい亭のご連絡(2019.10.02)⇒ みなさん創作してますか?拙者は「なろう」に投稿したいと思って早4年が経ちました(ぇー

うっとり興福寺国宝展


昨夜は寒かったり地震があったりで、2時間おきに目覚めさせられるハメに。さらに2時間後に、今度は相棒からの電話で起こされた俺はムニャムニャと抗議めいた呪句を口走ってたんですが、その全てをスルーして一言、
興福寺国宝展行かない?』
イクー!(゜∀゜) ←即・覚・醒
東京は上野の東京藝術大学・大学美術館にて開催中の興福寺国宝展 鎌倉復興期のみほとけ』とは、

平安末期の戦禍により灰燼に帰した奈良・興福寺。その復興の成果をゆかりの宝物で検証する展覧会です。古都奈良を代表する大寺・興福寺は、来る2010年に創建1300年を迎えます。 記念の年に向け同寺では、中心伽藍・中金堂の再建を中心に、さまざまな記念事業を計画・実施しています。本展は、その一環として計画されました。

というもので、TVで紹介されているのを観てからずっと行きたかったんですよね。仏教彫刻(特に鎌倉時代の)の大ファンである俺には鼻血モノのイベントなわけです。
速攻でシャワーを浴びて待ち合わせ場所へ。なんでか各停の京浜東北線で上野へ。寒さのせいか失敗続きの大道芸人を横目に、うっかり国立美術館へ。あわてて引き返し、ギンナンの臭いに心頭滅却して抵抗しつつ藝大に到着。展示室が5つほどに分けられていて、お目当ての仏像群は順路の最後(地下2Fから一気に3Fに上がる)に待ってました。
まず、入り口正面には運慶作「世親菩薩立像」「無著菩薩立像」がドーン!物凄い存在感に、思わず足が止まります。体温まで伝わってきそうな像なのに、モデルも無くイメージのみで造り上げたつうんだから参っちゃう。正しく傑作、天才の作。
そしてその奥には、今回のお目当てである「四天王立像」が、背中合わせに立ってました!(*´Д`)=3 もしかしたら、東方に持国天、南方に増長天、西方に広目天、北方に多聞天ということで、ちゃんと方位に従って置かれていたのかもしれないですね。とにかく圧巻というか、超格好良く、超頼もしい。お顔から立ち姿から衣から踏まれた邪鬼まで、全てが物凄い熱量をもって俺に迫ってきました。すっかり魅せられてしまって、相棒と二人でベストアングルだの四天王の視線の先だのを求めて、周囲をうろうろうろうろうろうろ(笑)あらゆる角度から熱視線照射ですよ。「ここだ、ここで目が合うぜイェー!」とか小声で騒いだり(まるで不審人物) 一番好きな四天王像は「東大寺戒壇院四天王立像(塑像)」なんですが、こちらの四天王像も首位タイかもしれないです(笑)見るのは二回目のはずなんだけど、どうして今回はこんなに衝撃を受けたんだろうなあ。
他にも、今回の国宝展のポスターにもなっている国宝「金剛力士立像」や「十二神将立像」、資料集で馴染みだった「龍燈鬼立像」等が展示されていて、素晴らしかったです。金剛力士像の衣には意外なほど繊細な紋様が描かれていて、その力強いポーズと相まって不思議な魅力を放っています。十二神将像は数体しか来ていなかったのが残念。龍燈鬼はポージングに大受け。安定感抜群のマッチョでした。玉眼をもっと近くで見たかったな。蛇だか龍だかに巻き付かれて「ヒィ〜」と言ってるようにも見えますね(笑)四天王に踏みつけられていた邪鬼を立たせて、仏教を照らす燈火を持たせているんだそうです。
うーん、大満足。ちなみに11/3(祝)までの開催です。
藝大の展覧会情報(*'ヮ')つ【http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/planed_jp.htm